NMN

歯周病に対する細胞レベルの
新しいアプローチ

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NMNとは?
NMN (ニコチンアミド・モノヌクレオチド)は、
体の中でNAD+というエネルギー代謝や細胞修復にかせない物質に
変換される栄養成分です。
NAD+は年齢とともに減少しますが、
NMNを補うことでNAD+を回復し、細胞の“若さ”を支える働きがあります。
NMNは、歯肉や歯を支える骨の細胞を元気にし、
歯周病の進行を抑える
“細胞からのアンチエイジング”のサポート成分です。

歯周病とは?

歯周病は、細菌によって
歯肉と歯を支える骨に炎症が起こる病気です。
特に問題なのは、慢性的な炎症が続くことで、
歯を支える骨が溶けてしまう点です。
また、歯周病は口の中だけでなく、

  • 心臓病
  • 糖尿病
  • 動脈硬化
  • 認知症

にも関係していることが明らかになっています。

β-NMN と歯周病の関係

先進の研究から、歯周病に対して次のような効果が期待されています。

  • 歯肉の
    炎症を抑える
  • 歯周組織の
    修復を促進
  • 歯を支える骨の
    破壊を防ぎ、再生を
    助ける可能性
  • 免疫機能の
    過剰な炎症反応
    を調整
  • change 01

    炎症を抑える

    β-NMNはNAD+を増やすことで、炎症反応を調整する働きを持つ“サーチュイン遺伝子、別名長寿遺伝子 (SIRT1など)”を活性化します。
    これにより 歯肉の慢性炎症が軽減される可能性があります。

  • change 02

    歯周組織の細胞を修復

    歯肉や歯を支える骨の細胞の老化を遅らせ、細胞の回復能力を高める作用が報告されています。

    • 骨を作る細胞(骨芽細胞)の働きを助ける。
    • 炎症でダメージを受けた歯ぐき細胞の修復を促進。
  • change 03

    免疫力を整え、
    細菌に負けにくくする

    歯周病は細菌だけでなく 免疫のバランスの乱れによって悪化します。 β-NMNは免疫細胞のエネルギー代謝を支え、炎症を起こしすぎない、バランスの取れた免疫反応をサポートします。

NMNは数々の研究例でも効果を確認されています!
2020年、β-NMNを投与したマウスで、
歯周病による歯槽骨の破壊が有意に減少。
2023年、細胞実験にてΒ-NMNにより歯肉細胞の炎症が抑えられ、
細胞の老化サインが低下。

このように、
「NMNは歯周病の進行抑制に役立つ可能性がある」
という研究報告が増えています。
歯周病への新しいアプローチNMNで、
歯周病を対策していきましょう。

執筆者:大阪府豊中市
医療法人OMSB 中垣歯科医院
院長
中垣 直毅

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