Periodontal disease

これまでの歯周病治療

*

原因の設定を見直し、
歯周病菌の除去を
徹底的に行う
正しい歯周病治療を受けてきましたか?
定期的に歯石取りに通院しているのに何故、歯周病が悪化していくのか?
手術までしたのに何故、歯周病が治らないのか?

それは治療の原則である原因の除去が出来ていないからです。
それでは、歯周病の本当の原因とは何でしょうか?

歯石は歯周病の
本当の原因ではありません

歯垢が石灰化すると歯石になります

歯石になる前の
歯垢(プラーク=細菌の塊)が
引き起こす感染症
歯石を取っても歯周病は治らない、それは歯石が歯周病の本当の原因ではないからです。手術までしたのに歯周病が治らない、それは歯周病は細菌が引き起こす感染症だからです。
歯石を取っても手術をしても歯周病菌という細菌(細菌の塊が歯垢=プラーク)特にレッドコンプレックス3菌種を徹底的に除去しなければ歯周病は治りません。

正しい歯周病治療とは

*

歯垢(プラーク=細菌の塊)の徹底除去
歯石は歯ブラシでは除去できません。しかし歯石の毒性は低く、実は歯石になる前のネバネバした歯垢の方がはるかに毒性が高いのです。
歯垢(プラーク=細菌の塊)は柔らかく歯ブラシで除去することができます。
つまり、歯科医院で歯石取りをしてもうらう以前に、正しい歯ブラシで歯垢(プラーク=細菌の塊)を除去することが大切なのです。
  • 歯周病の正しい原因除去
    歯周病「菌」の
    除去とは?
  • *
  • 歯石ではなく歯垢を除去することが大切です

歯垢(プラーク=細菌の塊)の徹底的除去が、歯周病治療における治療の基本です。
しかし、歯ブラシだけでは除去できない歯周ポケット内の細菌もいます。除去しきれない歯周病菌に対しては、身体の免疫力を高めることで対抗できます。中垣歯科の歯周病治療は「歯周病菌を安全に、効率よく、徹底的に除去する治療」「歯周病菌に対抗するため免疫や抵抗性を高める治療」です。

保険治療と自費治療の違い

  • 保険治療
    細菌へのアプローチ
    治療内容
    • 歯ブラシによる歯垢(プラーク)の除去
    マクロレベルの治療

    肉眼レベル(磨き残し)の除菌

    少し改善するが
    悪玉細菌優位のまま

    悪玉細菌が優位
  • 自費治療
    細菌へのアプローチ
    治療内容
    • レッドコンプレックスを中心とした悪玉細菌の選択的除去
    • 善玉細菌の移植
    ミクロレベルの治療

    顕微鏡レベル(位相差顕微鏡)の除菌
    遺伝子レベル(PCR法)の除菌

    口内フローラが改善
    (善玉細菌優位に変わる)

    善玉細菌が優位

歯周病菌を減らし、免疫力を上げることで、
歯周病になりにくい体質へと変化します。

中垣歯科医院で行う歯周病治療

安易な歯石取りは危険です!

*

口腔内が汚い状態で
歯石を取ることは大変危険です
安易な歯石取り(口腔清掃状態が悪い人の歯石取り)は危険です。
歯周病が治らないばかりか、かえって歯周病を悪化させ、さらに歯周病菌が血流に乗って全身を巡り(菌血症)、血管と臓器にダメージを与える可能性があります。
歯石取りをしたときに、どんなに気をつけていても歯肉を傷つけてしまうことがあります。すると傷口から歯周病菌が体内に侵入し、血流に乗って全身へと細菌が巡ってしまいます。血管に侵入した細菌は動脈硬化の原因となり、さらに全身を巡るとアルツハイマー、心臓や肺の病気、腎臓の病気など全身疾患の原因となります。
口の中の細菌・病巣が
全身疾患を引き起こす
菌血症発症の流れ

横にスワイプしてご覧下さい

菌血症発症の流れ
  • 歯周病菌が血流に侵入して全身を巡る菌血症とは?

安全な歯石とりで
菌血症のリスクを下げる

レッドコンプレックスと呼ばれる歯周病菌極悪3菌種の
感染がある場合、
歯石取りの前に徹底的に除菌しておくことが
歯と血管と身体のために重要です!

安全な歯石とりとは?

危険! 汚れたまま処置を行うと傷口から細菌が侵入

例えば、指にトゲが刺さった時、まず何をするでしょう?
消毒して清潔にしてから、トゲを抜きますね。トゲの刺さった患部が汚れたまま安易にトゲを抜くと、傷口からバイ菌(細菌)が体内に侵入する危険があるからです。
歯石取りも同じです。歯石取りも安全に行うための準備があるのです。

安全な歯石取りの流れ

  • STEP 01
    治療前
    *

    歯肉が腫れていて黒い歯石が見えます。
    腫れている歯肉は傷付きやすく出血しやすい状態で、その中を穿って歯石を取ると痛いうえに歯肉が傷付きやすいです。
    歯肉が傷付けられると、傷口から悪玉細菌が体内に侵入して血流に乗って全身を巡り(菌血症)、血管と全身の臓器にダメージを与えるので非常に危険な行為です!

    悪玉細菌優位の状態
    口腔内の衛生状態が悪く、歯垢を位相差顕微鏡で観察してみるとスピロヘーター(らせん菌)、運動性の桿菌などの悪玉細菌が多く観察できます。
    口腔衛生状態が悪い! 悪玉細菌がいっぱい!
  • STEP 02
    悪玉細菌(レッドコンプレックスと呼ばれる歯周病極悪3菌種)を
    中心に徹底的に除菌
    *

    歯肉の腫れが治まり歯肉が健康的に引き締まったことで、歯肉の中に隠れていた歯石(黒色)が歯肉の上(歯肉縁上)に出てきました。歯肉の腫れが治まったことで傷付きにくくなりましたが、なにより口腔内が綺麗(悪玉細菌が激減し、善玉細菌優位)になったことで、歯石を取る時にもし歯肉を傷付けても悪玉細菌が体内に侵入するリスクが激減しました。
    安全に歯石を除去することができます。

    • 目に見えない細菌も
      精密検査で明確にします
      位相差顕微鏡
      *
      • 治療前
        悪玉細菌が
        いっぱい
      • 治療後
        悪玉細菌が消えて
        善玉細菌に
      遺伝子検査
      *

      ●治療前にほとんどの歯周病菌極悪菌の数が基準値を超えていたが、3週間後の
      ●治療後には基準値以内に収まった

    • 位相差顕微鏡検査、
      遺伝子検査ともに顕著に改善!

      善玉細菌優位の状態
      悪玉細菌が消え、殆どが日和見菌、善玉細菌となりました。
      悪い菌はいない! 口腔衛生状態が良い!
    • 安全な歯石取りの
      準備ができました!

  • STEP 03
    安全な歯石取り完了
    *

    歯石の表面は軽石の様に粗造で、歯垢が付きやすく取りにくいです。歯根面が滑沢となったことで歯垢が付きにくく、除去しやすくなりました。

歯石は悪者ではなく、味方!?

悪玉細菌

歯石は歯垢(プラーク=細菌の塊)が石灰化したもので、歯と歯肉の境目に硬くこびりつきます。歯石の表面は軽石のように粗造で歯垢(プラーク=細菌の塊)が付きやすく取りにくくなるため、除去すべきものです。しかし、歯垢(プラーク=細菌の塊)と比べると毒性がはるかに低く、歯周病菌が蔓延する口腔内においては、細菌が歯周ポケットの深部へと侵入するのを防ぐバリヤーの役目を果たしているともいえるのです。

安易に歯石取りを行うのではなく、安全かつ効果的な順序を踏んで、
歯石取りを行うことが大切です。

よくあるご質問

Q 手術まで受けたのに歯周病が治らないのはなぜですか?
A 歯周病は単なる「歯ぐきの感染症」ではないからです。
歯周病の原因は歯周病菌ですが、実際には細菌だけで発症するわけではありません。歯周組織の抵抗力の低下、慢性炎症、糖尿病、喫煙、栄養状態、睡眠不足、ストレスなど、さまざまな要因が複雑に関与しています。
手術は歯周ポケットを改善する有効な方法ですが、身体の内側にある問題まで解決できるわけではありません。
そのため、歯周病菌を減らす治療に加えて、再発しにくい細胞環境や生活習慣を整えることが重要になります。
Q 重度に進行して治らない歯周病でも治療は可能ですか?
A 多くの場合、治療は可能です。
ただし「元の状態に完全に戻す」という意味ではなく、「炎症を抑え、歯を長期的に保存できる状態にする」ことが目標になります。
重度歯周病では歯槽骨の破壊が進行していますが、適切な診査・診断を行い、原因を明確にしたうえで治療を行えば、抜歯を回避できるケースも少なくありません。
当院では細菌検査、咬合の評価、全身状態の確認などを行い、患者様ごとに治療計画を立案しています。
Q 歯周病の治療は、歯周病専門医にお願いした方が良いのでしょうか?
A すべての歯周病で専門医が必要というわけではありません。
しかし、
・何年も改善しない
・何度も再発する
・歯が揺れている
・抜歯を勧められた
・手術後も改善しない
このような場合は、歯周病専門医への相談をおすすめします。
歯周病専門医は歯周病に関する専門的な研修と臨床経験を積んでおり、重症例や難治症例に対する診断と治療を専門としています。
特に「なぜ治らないのか」という原因の分析が重要になります。
Q 定期的に歯石取りに通っているのに、歯周病が治らない理由を教えてください。
A 歯石取りだけでは歯周病の原因をすべて解決できないからです。
歯周病は、
・歯周病菌
・バイオフィルム
・歯周組織の抵抗力
・糖尿病
・喫煙
・慢性炎症
・栄養状態
などが関与する病気です。
歯石除去は重要な治療ですが、それだけでは再発を防げない場合があります。
また歯周ポケットの深い部分に病原性の高い細菌が残存していることもあります。
歯周病を改善するためには、細菌のコントロールと同時に、身体の内側から歯周組織の抵抗力を高めることも重要です。
Q 治らない歯周病に対する、保険治療と専門医の自費治療の違いは何ですか?
A 最も大きな違いは「原因をどこまで調べ、どこまで対応できるか」です。
保険診療は国が定めたルールの範囲内で行われるため、検査や治療内容に制限があります。
一方、自費診療では、
・歯周病細菌検査
・口臭検査
・唾液検査
・栄養状態の評価
・酸化ストレス評価
・全身状態の評価
などを組み合わせながら、患者様ごとの原因に合わせた治療計画を立てることができます。
当院では細菌へのアプローチだけでなく、慢性炎症や細胞環境の改善まで含めた「機能医学的統合歯周病治療」を行っています。
Q 重度の歯周病を放置して安易に歯石を取ると、どのような危険がありますか?
A 重度歯周病では歯周ポケット内に大量の細菌が存在しています。
炎症の強い状態で無計画に処置を行うと、一時的に細菌や細菌由来物質が血流中へ侵入しやすくなることがあります。
これを歯原性菌血症と呼びます。
また原因を十分に分析しないまま処置だけを繰り返しても、根本的な改善につながらないことがあります。
そのため重度歯周病では、まず診査・診断を十分に行い、安全な治療計画を立てることが重要です。
Q 歯周病専門医は、治らない歯周病に対してどのような手順で安全に治療を行うのですか?
A 当院ではまず「なぜ治らないのか」を徹底的に調べます。
具体的には、
①歯周病検査
②レントゲン・CT検査
③歯周病細菌検査
④口臭検査
⑤咬合診査
⑥生活習慣・全身状態の確認
を行います。
その後、
①患者様への正しい知識の提供
②ホームケアの改善
③全顎的な初期治療(FMD)
④必要に応じたブルーラジカルP-01や歯周外科治療
⑤再発予防のためのメインテナンス
という流れで治療を進めます。
歯周病は「治療して終わり」の病気ではありません。
患者様と歯科医療者が協力しながら、口腔内の細菌環境と全身の細胞環境を改善していくことが、長期的な安定につながるのです。
執筆者:大阪府豊中市
医療法人OMSB 中垣歯科医院
院長
中垣 直毅

詳細はこちら

ページの先頭へ戻る