Hydrogen

従来、水素は「悪玉活性酸素(ヒドロキシラジカル)を選択的に直接消去する」と考えられてきました。
しかし近年では、水素の本質的な作用は、体内の抗酸化防御システムを活性化することにある、
という考え方が注目されています。
体内には、グルタチオンという非常に強力な抗酸化物質が存在します。グルタチオンは体内で産生され、悪玉活性酸素を選択的に無毒化する中心的な役割を担っています。
水素はこのグルタチオンの合成・再生・働きをサポートし、抗酸化力を高めることが示唆されています。
つまり、水素は自らが直接すべての悪玉活性酸素を消去するのではなく、体内で本来備わっている「抗酸化システム(グルタチオン)」を活性化し、結果として酸化ストレスを抑えると考えられています。
水素はグルタチオンの働きを支えることで、
歯周病の進行に関わる慢性的な炎症や酸化ストレスの抑制に
有効であると考えられます。
歯周病に対する新たなアプローチ
腸内環境が改善し、
歯周病にも良い影響を与えます。
「腸内水素原子補充剤」を服用することで、
腸の中で直接・安全に水素原子を発生させる新しい方法です。
体内の唯一の水素の発生場所である腸内で
加齢とともに失われつつある水素を安全に効果的に補充します。
腸内水素原子補充療法により腸内細菌叢が健全になると腸の7つの働きが良くなります。
また、腸は「第2の脳」と呼ばれ、腸が整うことで、
脳や自律神経のバランスも改善し、心身の健康が底上げされます。
腸内で発生した水素原子は腸内細菌叢の健全化に有効に働くことが証明され、国際的な医学雑誌「Nutrients」2021年10月号に掲載されました。
「口腸相関(こうちょうそうかん)」とは、
“口(口腔)と腸は深くつながっており、お互いの健康状態が影響し合う”という考え方です。
医学的にも、口腔内の環境と腸内環境には密接な関係があることが、多くの研究で示されています。
簡単にいうと…「口の健康が腸をつくり、腸の健康が口をつくる」
腸内水素原子補充療法により腸内環境が整うことが
さらに歯周病にも良い影響を与えます。
人は 1日に1兆個以上の口腔細菌を飲み込む と言われています。その一部が腸に到達し、腸内細菌バランスに影響。 歯周病菌が腸で炎症を起こす可能性も。
歯周病菌(P.g.菌など)が腸に届くと、腸の粘膜の炎症を誘発します。また、腸の「タイトジャンクション」がゆるみ、リーキーガット(腸漏れ)のリスクが上がります。
結果として全身の炎症、糖尿病、動脈硬化などにも関係していきます。
腸の炎症により免疫のバランスが崩れた結果、唾液の質・量が低下します。殺菌作用のある唾液が減ることで、歯周病や口臭が悪化しやすくなります。腸が悪い人に「口臭がひどくなった」「歯周病の治りが悪い」ケースが多いのはそのためです。
腸内細菌が作る短鎖脂肪酸(酪酸など)は、全身の炎症を抑える作用があります。これにより、口の粘膜の免疫力もアップし、歯周病の進行抑制にも繋がります。
口も腸も「全身の入口」であり、どちらも免疫の70%を左右する場所です。
現代人は、糖質過多・加工食品・ストレス・抗生物質などで腸内環境が悪化しがち。
口腔の炎症が腸の炎症を悪化させ、腸の炎症が口の炎症を悪化させるという“炎症のループ”が起きます。
私たちの体には、老化を抑制し細胞を修復する
「サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)」が7種類備わっています。
これらを効率よく働かせることで、全身や歯周組織の若返りが期待できます。
SIRTUIN



当院では、このレドックスバランスをサポートすることを目的に、腸内水素サプリメントにエルゴチオネインとグルタチオンパースルフィドを組み合わせた独自の配合を採用しています。
近年の研究では、水素は体内の抗酸化防御システムを支える可能性、エルゴチオネインは酸化ストレスから細胞を保護する働き、グルタチオンパースルフィドは高い抗酸化活性を持ち、細胞のレドックスバランスの維持に関与する可能性が報告されています。
これら3つの成分を組み合わせることで、体内の抗酸化防御システムを支え、細胞のレドックスバランスの維持をサポートすることを目指しています。
当院では、腸内で持続的に水素を発生させるサプリメントに、エルゴチオネインとグルタチオンパースルフィドを組み合わせることで、細胞の酸化還元(レドックス)バランスを支えることを目指しています。
水素は生体内を拡散しやすい特徴をもち、近年では、活性酸素を単純に直接除去するのではなく、体内の抗酸化防御システムを支える可能性が示されています。
エルゴチオネインは、細胞に取り込まれやすい天然由来の抗酸化成分として知られ、酸化ストレスから細胞を守る働きが期待されています。
グルタチオンパースルフィドは、体内にもともと存在するグルタチオン関連物質で、抗酸化防御システムの維持に重要な役割を担う成分です。
これら3つの成分が細胞内のレドックスバランスの維持をサポートすることで、ミトコンドリアが働きやすい細胞環境を保ち、本来のエネルギー産生や細胞機能の維持につながることが期待されています。
こうした細胞環境へのアプローチは、歯周組織の健康維持だけでなく、全身の健康や健やかなエイジングを支えることを目指しています。