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歯周病と深刻な健康障害

最近の研究で口腔細菌が血流内に入り込み体内をめぐることが明らかになってきました。

口腔細菌に対する身体の反応は、心臓疾患、糖尿病の悪化、肺炎やその他の呼吸器疾患、脳卒中、さらに低体重児早産など深刻な全身疾患を引き起こす危険因子が高いということが、近年の研究結果で報告されています。


歯周病が骨粗鬆症と関係

歯周病が糖尿病と関係

重篤な歯周病(歯周炎)が糖尿病を悪化させる重要な危険因子であると発表されています。
American Academy of Periodontology, Position Paper, 米国歯周病学会誌 J.Periodontol,July 1988 69:844.
・糖尿病:2〜4倍

糖尿病の人は歯周病になりやすくなるとも言われます。歯周病の改善で糖尿病が改善したという報告もあるようです。

歯周病が肥満と関係

肥満者ほど歯周病になりやすい人が多いという報告があります。
肥満者は歯周病に1.5倍かかりやすい

歯周病が肺炎と関係

通常肺に歯周病菌が入り込むことはありませんが、抵抗力が弱い高齢者などの場合、歯周病菌が肺に感染し、肺炎になってしまうことがあるようです。 最近の研究結果から、息と一緒に誤って肺に吸い込んだ口腔内の歯周病菌が、肺炎を引き起こす可能性があることを示唆されています。
・慢性呼吸疾患:2〜5倍
※高齢者の死亡原因の上位にも入る肺炎は、歯周病などの口腔ケアで予防できるということかもしれません。

歯周病がた低体重児・早産と関係

女性で歯周病を持っている場合、低体重児早産になるリスクが増大すると言われています。中度以上の歯周病を持つ場合、低体重児早産のリスクが7倍にも達すると言うデータもあるようです。
・低体重児早産:4〜7倍

歯周病が脳梗塞と関係

重度の歯周病がある場合は、歯周病のない人に比べて脳梗塞を発症する危険が高いことが報告されています。
・脳卒中:2倍

歯周病が狭心症・心筋梗塞と関係

重度の歯周病のある人ほど狭心症や心筋梗塞などの冠状動脈硬化による心臓疾患になる危険が高くなることが報告されています。
・冠動脈疾患:2倍
・動脈硬化  歯周病の細菌感染が動脈硬化を悪化させるという説があり、動脈硬化が脳梗塞や心筋梗塞の直接的な原因とされています。

倍率のデータは、[Proceedings of Periodontal-Sistemic Connection: A State-of-the-Science Symposium] に掲載の記事より引用

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