TOP  > 何故、虫歯・歯周病が治らないのか?  > 何故、歯周病が治らないのか?

歯周病の原因と結果について深く考えてみましょう!

細菌の塊が歯垢=プラークです。
歯垢=プラーク(細菌の塊)が唾液中の成分で石灰化したものが歯石です。

歯石が付くのは身体を守るために毒性の非常に高い歯垢を唾液中の成分を用いて石灰化を起こし毒性の非常に低い歯石に変えるという身体の防衛反応です。
歯石は歯周ポケットの入り口に付着して新たな毒性の非常に高い歯垢が歯周ポケットの深部へと侵入するのを防ぐバリアともなっているのです。
歯石の形成は毒性を落とすこととバリアの二つの目的を持った身体の防衛反応なのです。

白い歯石:歯肉の上にできる 黒い歯石:歯肉の下にできる 血液成分により黒くなる

 

実際の症例で説明します

原因であるプラーク=歯垢(細菌の塊)が付いているため その結果として黒い歯石が付き、歯肉が腫れています。 歯石は結果です。原因を解決しないでいきなり除去 してはいけません。

白い歯石:歯肉の上にできる 黒い歯石:歯肉の下にできる 血液成分により黒くなる

白い歯石:歯肉の上にできる 黒い歯石:歯肉の下にできる 血液成分により黒くなる

さらに、全身疾患(糖尿病・心疾患・脳疾患・高血圧・肺炎・アルツハイマー・早産・・・・・etc)を引き起こす可能性があるので非常に危険です。

原因が解決していないのに、すなわち、 プラーク=歯垢(=細菌の塊)が 完全に除去できていないのに 結果である歯石を除去してはいけません!

 

歯石は歯周組織と血管と身体を守る防衛反応

歯石に変化することで歯垢=プラーク(細菌の塊)の毒性が落ち、歯周ポケットの入り口に付着して新たな歯垢=プラーク(細菌の塊)の侵入を防ぐバリアとなっているのです。

だから歯石は悪いものではなく、歯と身体の味方なのでこの時点では歯石を除去してはいけません。危険です。

味方であった歯石が粗造なのでブラッシングの邪魔になっています。粗造→歯垢=プラーク(細菌の塊)が付きやすく取れにくい

原因が解決していないのに、すなわち、 プラーク=歯垢(=細菌の塊)が 完全に除去できていないのに 結果である歯石を除去してはいけません!

原因を取ることで、歯肉が引き締まりました。歯肉の中に隠れていた黒い歯石が見えてきました。
この状態になれば、歯肉を傷つけず、痛くなく、安全に簡単に歯石除去を行えます。

除菌後の歯石は脆くなりさらに除去しやすくなります。

 

歯石除去を行いました

原因が解決していないのに、すなわち、 プラーク=歯垢(=細菌の塊)が 完全に除去できていないのに 結果である歯石を除去してはいけません!

さらに歯肉が引き締まりました。 この後、再発防止に努めます。

歯石は身体の防衛反応です

歯石は悪者?→身体の味方です!

プラーク=歯垢(細菌の塊)は必要があって石灰化して歯石になるのです。

プラーク=歯垢(細菌の塊)はネバネバして非常に毒性が高いです。

身体はプラーク=歯垢(細菌の塊)の毒性を落とすために唾液中の成分で石灰化を起こし固めて、毒性の低い歯石を作っているのです。

そして、歯石は歯周ポケットの入り口付近に付着して新たな毒性の非常に高いネバネバしたプラーク=歯垢(細菌の塊)が歯周ポケットの奥深くに侵入するのをバリアとなって防いでいるのです。

だから口腔内が細菌だらけで除菌ができていないのに歯石取りを行うとバリアを失い毒性の非常に高いプラーク=歯垢(細菌の塊)が歯周ポケットから血管を通って菌血症となり、体内を巡りやすくなり、歯周組織と血管と身体に大きなダメージを与えやすくなります。

原因除去であるプラーク=歯垢(細菌の塊)が徹底的に除去できていないのに歯石取りを行うべきではありません。

歯石はプラーク=歯垢(細菌の塊)の除去ができていないときは歯と身体を守る味方です。

歯石はプラーク=歯垢(細菌の塊)の除去が完全にできていれば邪魔者です。

歯石は味方か邪魔者であって決して悪者ではありません。

プラーク=歯垢(細菌の塊)が完全に除去できていないのに定期的に歯石を除去するのは歯周組織と血管と身体に大きなダメージを与えているだけです。

定期的な歯石取りはプラーク=歯垢(細菌の塊)が歯周ポケットの奥深くに侵入しないように身体がせっかく作った歯石のバリアという防衛反応を定期的に作っては壊し、作っては壊しを繰り返しているのです。

歯石は原因であるプラーク=歯垢(細菌の塊)が完全に除去してから取りましょう。

プラーク=歯垢(細菌の塊)→石灰化→毒性の低い歯石を形成してバリアとして利用

 

いきなり結果を解決してはいけません

虫歯も、歯石歯肉の腫れ結果です。

いきなり虫歯治療や歯石取りを行い、結果を解決しても原因が解決していないのでまた再発してきます。

虫歯や歯石、歯肉の腫れの原因プラーク=歯垢(=細菌の塊)です。

原因を解決しないかぎり、治療→再発→治療→再発→治療・・・・の悪循環は断ち切れません。

しかもパーフェクトに原因を解決しなければなりません。

歯科医療も一般の医療も原因を除去しないで結果を解決するという医療が多いです。

医療の基本は原因の除去です!

 

患者さん:「また歯ブラシ指導ですか?忙しいから早く治療をしてください」

患者さん:「また歯ブラシ指導ですか?」

患者さん:「今までの歯医者でさんざん歯ブラシ指導を受けてきました。もううんざりです。」

患者さん:「私は忙しくて時間がないから早く治療をしてください」

しかし、歯ブラシで原因除去ができていれば今、治療のために診療台の上に座っていないのです。

家に例えると結果から解決する人などいません。原因をまず解決します。

柱や床や屋根の修理に来た工務店の方に修理の前に原因を解決[雨漏りや(火?)やシロアリ]すること勧められたときに忙しいから、時間がないからと原因の解決[雨漏りを止めずに、(火事の火を消さずに?)、シロアリの駆除]をしないで柱や床や屋根を修理する人などいません。

何故かお口のことになると原因を解決しないで結果の解決[虫歯治療や歯石取りなど]から手を付けてしまいます。

歯科医院が苦手なので治療が終わると定期健診にも来なくなる。

私たちが忘れたころにまた再発し来院するという悪循環。原因を解決していないので当然です。

原因(プラーク=歯垢=細菌の塊)の除去の徹底をしてから結果(虫歯、歯石など)の解決を行うということを十分に理解をしてください。

プラーク=歯垢(細菌の塊)→石灰化→毒性の低い歯石を形成してバリアとして利用

ぺリオプロテクトがお勧めです。


現代医療では、原因が分からなくて、
その原因の結果として起こる症状を抑える対症療法しか行うことができない病気があふれています。

頭痛➡頭痛薬、皮膚炎➡塗り薬、肩こり➡マッサージ 高血圧➡降圧剤・・・・・ETC

どれも原因を治していないので根本的に治らず、いつまでもその病気と付き合っていくことになるのです。

しかし、お口の二大疾患である虫歯と歯周病は、その原因が細菌であると明確にわかっています。
細菌の塊である歯垢(=プラーク)を取るという当たり前のことで防ぐことのできる病気なのです。

この細菌を取り除けば、もう二度とかかることのない、防ぐことのできる疾患なのです。

残念ながら、今はこの当たり前のことができていないために、虫歯や歯周病が再発を繰り返しています。
だから歯科医院があふれている状態でも歯科医院は潰れないとも言えます。

PAGE TOP